筋トレ後のノンアルコールビールについては、適度な水分補給として飲んでも問題ありません。
ただし、ノンアルコールビールでも飲みすぎには十分注意が必要です。
そこでこの記事では、筋トレ後のノンアルコールビールの注意点や選び方を徹底解説します。筋トレ後の飲み物で困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
休肝日にオススメのノンアルクラフトビールBRULOの購入はこちら
筋トレ後のノンアルコールビールはどうなの？
アルコールを含むビールは、筋肉の合成率を3割程度減らし、せっかくの筋トレ効果が台無しになるとされています。
そこで注目されるのがノンアルコールビールです。糖質やアルコールが0.00%のノンアルコールビールなら、筋肉の修復を助け、代謝ダウンを抑制するという報告もあります。ただし、そんなノンアルコールビールにも注意点があります。
糖質、アルコール0.00%のノンアルコールビールならOK！
ノンアルコールビールは糖質が多く含まれていることが多いため、特に食事制限をしている人には注意が必要です。
しかし、近年人気が高まっている糖質ゼロのノンアルコールビールも販売されています。糖質ゼロのノンアルコールビールなら、筋肉を増やすためのたんぱく質や炭水化物を補充するために飲むことができます。
また、アルコール0.00%であるため、二日酔いの心配やアルコールの摂取による体への悪影響が気になる人にもぴったりです。
筋トレ後の身体状況
トレーニングの後には、体内に蓄えられていたエネルギーが使い果たされ、筋肉細胞も損傷した状態になります。このとき、血中濃度やアミノ酸の量が低下し、マグネシウム、カリウム、カルシウム、ナトリウムのような電解質が汗と一緒に流れ出てしまうこともあります。
ノンアルコールビールには、ビタミンBやアミノ酸、ポリフェノールなどが含まれており、これらの成分が疲労回復を促進する働きがあります。
また、ノンアルコールビールには糖分が多く含まれるものがあります。糖分が多いものを飲みすぎると、カロリーや血糖値の上昇につながってしまいますので、糖分の少ないものを選びましょう。
筋トレ後に必要な栄養素
筋トレは、筋肉を発達させるために必要なトレーニングです。しかし、筋トレ後、筋肉が十分な栄養素を摂取できていないと、筋肉が十分に成長しない可能性があります。
以下でそれぞれの栄養素について詳しく解説します。
タンパク質（アミノ酸）
タンパク質には、筋肉の修復と増強に必要なアミノ酸が含まれています。
アミノ酸は、エネルギー代謝を促進し、疲労を軽減すると言われています。トレーニング後には、筋肉痛の軽減、筋合成の促進、筋分解を抑止する効果があります。
アミノ酸によるこれらの効果は、筋肉量増加、筋力向上を目的とするトレーニングを行う人にとって非常に有益なものでしょう。
炭水化物
炭水化物は、筋トレのエネルギー源として必要です。持続的なトレーニングには、筋肉や肝臓で使われる糖質が消耗されるため、糖質の速やかな回復が必要です。
特に持久系トレーニングは糖質を劇的に消費するので、吸収の速い糖質を摂取する必要があります。
電解質（ミネラル）
電解質（ミネラル）には、筋肉の修復と増強に必要なナトリウム、カリウム、マグネシウムなどが含まれています。
電解質は自然塩や海塩を飲み物に溶かしたり、スポーツドリンクから摂取したりすることが望ましいです。電解質は身体から汗と一緒に失われてしまうため、トレーニング中の水分補給だけでなく、トレーニング後にも回復を促すため摂取することが推奨されます。
筋トレ後にノンアルコールビールを飲んでもいい理由
筋トレ後にアルコールを飲むと、筋肉合成が妨げられるため、多くの人が控えるようにしています。
しかし、ノンアルコールビールにはアルコールの影響がなく、さまざまな利点があり、筋トレ後のドリンクとして適していることが分かっています。
以下で、ノンアルコールビールを筋トレ後に飲んでも良い理由を紹介します。
筋トレ後に飲んでも筋肉の合成を邪魔しない
アルコールは筋肉合成を妨げるため、アルコールを多く含むドリンクは筋トレ後に避けるべきです。
しかし、ノンアルコールビールにはアルコールが含まれていないため、筋肉合成を妨げることはありません。そのため、筋トレ後に飲んでも筋肉の成長に大きな影響はありません。
エンプティカロリーが避けられる
アルコールにはエンプティカロリーが含まれています。つまり、結果的にカロリーを摂取することになってしまいます。
エンプティカロリーとは、アルコールに含まれているカロリーのことで、1gあたり7kcalあるといわれています。名前の通り、このカロリーには栄養素がないので、飲んでも体に効果はありません。
ノンアルコールビールには、このエンプティカロリーが含まれていないため、余計なカロリー摂取の心配がありません。
ビールにない栄養素が含まれている
ノンアルコールビールには、通常のビールにはない栄養素が含まれています。
例えば、ノンアルコールビールにはミネラル、ビタミン、食物繊維などが含まれています。これらの栄養素は、筋肉の成長に欠かせない栄養素です。
アルコールは筋トレの効果を薄める！筋トレ後にアルコールがNGな理由
筋トレ後にアルコールを飲むのは、筋肉合成に悪影響を与えると言われています。アルコールは身体に多くの問題を引き起こす可能性があり、以下に挙げる理由から、筋トレ後のアルコール摂取は避けるべきです。
筋肉が分解される可能性がある
アルコールを摂取すると、コルチゾールが増加し、筋肉の分解を促進する恐れがあります。このホルモンは、ストレスから体を守るのが原因で分泌されるため「ストレスホルモン」と呼ばれています、しかし、実は飲酒でも分泌されます。
また、コルチゾールの増加は筋力や筋肉量の低下と関連しているため、飲酒後に筋トレを行うと、効果の半減が見込まれます。
脱水症状になりやすい
アルコールは利尿作用をもつため、摂取後に脱水症状になる可能性があります。水分不足は筋肉合成を妨げるため、筋肉痛の程度を悪化させ、筋力の増加を阻害することがあります。
筋力がつきにくくなる
アルコールはテストステロンを減少させるため、筋肉の増量を抑制することがあります。また、筋肉の修復に必要なタンパク質が消費されることで、筋肉をつける効率が悪くなることがあります。
睡眠の質を低下させる可能性がある
アルコールを摂取すると、最初に寝付きがよく、深い睡眠である徐波睡眠が増加することがあります。しかし、実際のところ徐波睡眠が減少し、中途覚醒や浅い睡眠が続くことがあります。
また、アルコールの利尿作用によりトイレに行く回数も増えるため、睡眠不足になる可能性があります。睡眠不足の状態で筋トレを行うと、筋肉の疲れも増すことがあるのです。
体脂肪がつく
飲酒をすることによって摂取カロリーが増えてしまうと、逆に体脂肪がついてしまう可能性があります。
しかし、これはノンルアルコールビールにも当てはまります。適量を摂取するようにしましょう。
筋トレ後のノンアルコールビールの注意点
筋トレ後にノンアルコールビールを飲んでも、飲み方や飲むタイミングに気をつけなければならないことがあります。
以下で詳しく解説します。
飲み過ぎは肥満につながる
ノンアルコールビールは、アルコール度数が低く、水分補給にもなります。しかし、飲み過ぎると人工添加物が多く含まれるため、カロリーや糖分が過剰になり肥満につながる可能性があります。
摂取する量に注意し、適度な量に留めるようにしましょう。
飲むタイミングに注意する
筋トレ後にノンアルコールビールを飲む場合は、飲むタイミングを注意することが必要です。また、寝る前にカロリーを摂取すると、エネルギーが消費されにくくなるという説もあります。
そのため、もし筋トレ後にノンアルコールビールを楽しむ場合は、早めの時間帯に摂取することをおすすめします。
おつまみは炭水化物にしない
ノンアルコールビールを飲む際のおつまみには、炭水化物を摂らないようにしましょう。おつまみを選ぶときには、高タンパク低カロリーの食品を優先するように心がけてください。
高タンパク低カロリーの食品は、肝臓の疲労や機能の低下を防止することができ、またタンパク質が不足して筋肉量が減少してしまうのを防ぐのにも役立ちます。枝豆、お豆腐、納豆、サラダ類、脂の少ない焼き鳥、タコ、イカなどがおすすめです。
糖質ゼロのものを選ぶ
糖質はエネルギー源として身体に必要ですが、筋トレ後に極力摂取しないようにすることが大切です。糖質は余剰分が脂肪となって蓄積されるため、脂肪を減らすためには糖質の摂取制限が必要になります。
アルコール0.00％のものを選ぶ
アルコール0.00％のものであればアルコールが全く入っていないので問題ありません。適切な量に注意して飲むようにしましょう。
人工甘味料ゼロのものを選ぶ
ダイエット期間中は、適切にカロリーを摂ることが必要です。食事で必要なエネルギーと栄養素をしっかり摂取しつつ、お酒などのプラスアルファは低カロリーのものを選んでください。
脂質ゼロのものを選ぶ
脂質は筋肉合成にも必要な栄養素ですが、摂りすぎると体脂肪が増える原因となります。筋トレ後には、脂質が多く含まれている飲料や食品の摂取は避けるようにしましょう。
プリン体ゼロのものを選ぶ
ビールやワインに含まれるプリン体は、細胞の代謝や増殖などに必要な物質であり、生命維持に必要です。ただし、体内で生成されるため、多く摂る必要はありません。
摂取量が過剰になると、尿酸になり、痛風や高尿酸血症の原因になることがあります。筋トレ後に体調を崩さずにノンアルコールビールを楽しみたい場合は、プリン体がゼロのものを選びましょう。
筋トレ後におすすめのノンアルコールビール3選！
ここからは、 筋トレ後におすすめのノンアルコールビールを3つ紹介します。
①ノンアルコールビール BRULO（ブルーロ） 0.0% 330ml 4種バラエティパック
引用元：Beverich公式HP
- ノンアルコールクラフトビールの4種類のバラエティパック
- ノンアルコールとは思えない香りやビールらしい苦味が楽しめる
|
アルコール分（度数） |
0.0% |
|
風味 |
ノンアルコールとは思えない香りやビールらしい苦味 |
|
糖質 |
0％ |
|
人口添加物 |
シリーズすべてが無添加 |
|
カロリー |
33kcal (100mlあたり) |
|
料金（円） |
2,980円 |
|
原材料 |
麦芽、ホップ |
|
成分 |
炭水化物：7.9g 脂質：0.0g たんぱく質：1.0g 食塩相当量：0.1g |
※料金は税込です
イギリス スコットランドのブルワリーBRULO（ブルーロ）から直接輸入されたノンアルコールクラフトビールの4種類のバラエティパックです。シリーズすべてが無添加なので、筋トレ後も安心して飲むことができるでしょう。
また、0.0%のノンアルコールとは思えない香りやビールらしい苦味が楽しめるとのことで、普通のビールが好きだけどアルコールは控えたいという方にはおすすめの商品です。
②アサヒ|ドライゼロ
引用元：アサヒ公式HP
- 「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」で健康志向にもうれしい
- ビールらしい味わいを求める人におすすめ
|
アルコール分（度数） |
0.00% |
|
風味 |
コクやうまみ、苦味 |
|
糖質 |
0％ |
|
カロリー |
0kcal |
|
人工添加物 |
香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤（ビタミンＣ）、甘味料（アセスルファムＫ） |
|
料金（円） |
約110円 |
|
原材料 |
食物繊維（米国製造又は仏国製造又は国内製造）、大豆ペプチド、ホップ |
|
成分 |
炭水化物：0.4~1.4g 食物繊維：0.4~1.4g |
※料金は税込です
「DRY ZERO」は、アルコール分0.00%でありながら、ビールらしい味わいを求める人におすすめのノンアルコールビールです。完全無添加ではありませんが、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」なので、筋トレの後でも飲めるでしょう。
コクやうまみ、苦味がしっかりとしているため、深い味わいを楽しむことができます。また、喉越しやクリーミーな泡など、ビールらしい特徴がしっかりと備わっています。
③サントリー｜からだを想うオールフリー
引用元：サントリー公式HP
- 飲み物としてのおいしさだけでなく、健康にも配慮されたノンアルコールビール
- 粒選り麦芽100%1番麦汁使用、アロマホップ100%使用、天然水100%仕込
|
アルコール分（度数） |
0.00 % |
|
風味 |
フルーティなテイストで、やや酸味が強い |
|
糖質 |
0％ |
|
カロリー |
0 kcal |
|
人工添加物 |
香料、酸味料、カラメル色素、ビタミンC、苦味料、甘味料（アセスルファムK） |
|
料金（円） |
103円 |
|
原材料 |
原材料：麦芽（外国製造）、ローズホップエキス末、ホップ |
|
成分 |
食物繊維：0~0.1g |
※料金は税込です
内臓脂肪を減らす機能があるとされるローズヒップ由来ティリロサイドを加えています。また、粒選り麦芽100%1番麦汁使用、アロマホップ100%使用、天然水100%仕込といった「オールフリー」の原材料と製法にもこだわりがあります。
さらに、苦味が強化された飲みごたえのある味わいに仕上げられています。飲み物としてのおいしさだけでなく、健康にも配慮されたノンアルコールビールなのです。
まとめ
ノンアルコールビールは、筋トレ後に飲んでも問題なく、エンプティカロリーが含まれず、アルコールによる筋肉合成の妨げもありません。
さらに、ノンアルコールビールには栄養素も豊富に含まれています。そのため、筋肉回復に必要な栄養素を補給でき、筋肉を復活させるのに最適な選択肢の1つです。
糖質やカロリー、アルコール度数に気をつけて、自分にぴったりのノンアルコールビールを見つけましょう。
休肝日にオススメのノンアルクラフトビールBRULOの購入はこちら