【2023年最新版】おすすめの輸入代行業者を徹底紹介!選び方や依頼の流れを合わせて解説!

【2023年最新版】おすすめの輸入代行業者を徹底紹介!選び方や依頼の流れを合わせて解説!

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昨今、手軽に自分のネットショップを立ち上げることができるようになり、こだわりの商品をたくさんの人に共有する方が増えています。ネットショップ経営といってもただ販売するだけではなく、仕入れから事務処理まであらゆる業務が発生します。仕入先が海外であれば、さらに手続きは増えるでしょう。

こうした複雑な手続きのため、個人輸入に難しそうなイメージを持つ方は少なくありません。海外からの輸入自体を躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。

この記事では、個人で行うには煩雑で難しい輸入手続きを代行してくれる業者について解説します。失敗せず輸入代行業者を選ぶためのコツや依頼の流れ、おすすめの輸入代行業者を紹介します。

輸入代行業者への依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

輸入代行業者とは?転送業者との違いもあわせて解説!

 

日常生活では聞きなれない「輸入代行業者」ですが、輸入をする際にとても便利な役割をしてくれます。輸入代行業者について解説します。

輸入代行業者と混同されがちな輸入転送業者についても解説していきます。

輸入代行業者とは?

輸入代行業者とは、クライアントに代わって輸入に必要な手続きを代行してくれる業者です。注文や決済、輸送会社の手配、通関手続き、検品など輸入にはさまざまな事務処理が発生します。

他言語で意思疎通もままならない中、不明点を問い合わせたり調整したりするのは困難です。必要書類も他言語になるため、現地の言語や手続きに慣れていないとミスやトラブルが発生する可能性もあります。

また、特定の決済サービスの利用が必須の場合には、クレジットカードや日本円での決済が出来ないケースもあります。輸入代行業者はそれらの煩雑な事務処理を一手に引き受け、スムーズに業務を遂行する手助けをしてくれるのです。

輸入転送業者との違い

ネットで「輸入代行業者」と検索をかけると、「輸入転送業者」がヒットすることがあります。「輸入転送業者」とはどのような業者なのでしょうか。輸入代行業者と輸入転送業者の違いを解説します。

輸入転送業者とは?

輸入転送業者は、クライアントに代わって現地で荷物を受け取り、日本への配送を代理で請け負ってくれる業者です。海外の店舗の中には国外への発送を受け付けていない店舗もあるため、輸入転送業者を中継して日本へ配送してもらいます。

輸入代行業者と違い、注文や決済は依頼出来ず配送業務のみを請け負ってくれます。輸入代行業者と比べ、代行を依頼できる業務は限定的です。

輸入代行業者が最も必要とされるのは中国

 

すでに輸入ルートが確立しており、比較的簡単に発注・決済ができるアメリカなどの国からの輸入の場合、必ずしも輸入代行業者を利用する必要がない場合もあります。

一方で、輸入代行業者のメリットが最大限発揮されるのは中国です。中国のECサイトでの購入には、決済に中国の銀行口座やアリペイ(支付宝)が必要な場合がほとんどだからです。

個人でこれらの決済に対応するのはハードルが高く、決済から発送まで請け負ってくれる輸入代行業者の利用は大きなメリットといえるでしょう。

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輸入代行業者がおすすめな方(企業)

 

では、実際どのような方が輸入代行業者を利用するのに向いているのでしょうか。

  • 英語(外国語)が苦手
  • 税関や関税の知識に乏しい
  • インターネット操作が苦手

上記のような方は、輸入代行業者の利用をおすすめします。

英語(外国語)が苦手

英語など現地の言葉を理解しないと、契約や決済をスムーズに進めることは出来ません。契約文には専門的な単語や言い回しもあるため、日常会話とは異なる難易度です。言語の理解不足により不利な契約を結ばされたり、法外な料金を請求されるケースもあります。

輸入には国内配送とは違うトラブルも発生しやすいです。輸送が滞ったり、輸送中に商品が破損してしまったりということも考えられます。そのような時、現地の言語が苦手だとトラブルにも対処しきれません。

税関や関税の知識に乏しい

輸入の際に必要な関税はとても複雑で、実際の関税金額は税関の手続きが完了するまで分かりません。税関では関税・消費税・通関手数料などが発生しますが、関税の計算に慣れている輸入代行業者でも概算で請求し、差額を返金する方法を取るほど複雑です。

  • 関税率は適宜変更される
  • 使用目的によって関税率が変わる
  • 品目によって関税率が設定されている
  • 輸入国・原産国によっても関税率が違う
  • 為替レートの計算が必要

これらの理由により関税はとても複雑化しており、関税の知識に乏しいのであれば輸入代行業者に任せたほうが安心できるでしょう。

輸入代行業者に依頼できること

 

輸入代行業者に依頼できる項目は多岐にわたります。

  • 発注
  • 支払い
  • 通関申請
  • 納期確認

以上が主な業務となりますが、業者によってさまざまなオプションを設定しており、個人では不安な業務を代行依頼することができます。多くの業者では、検品やクレーム対応、損害保険などもカスタマイズ可能です。

AmazonのFBA納品

Amazonで販売をされている方には「FBA」になじみがある方も多いでしょう。Amazonの倉庫を利用するFBAは、在庫を自宅で保管・管理する必要がなく、梱包や発送手続きもAmazonが代行してくれるとても便利なサービスです。

輸入代行業者に依頼者のAmazonログイン権限を付与する設定など少し手間は発生しますが、自宅に商品が届くことなく直接Amazonの倉庫へ納品されるので、わずらわしさがありません。

検品や物流加工

仕入れた商品を販売する場合、検品作業は必須の業務です。仕入れた商品が不良品であれば販売することができず、万が一販売してしまった場合には大きな信頼損失になってしまうからです。この検品作業を、輸入代行業者に委託することも可能です。

また、中国からの輸入商品には洗濯タグや品質表示タグが付いていないことがほとんどです。しかし、日本国内で商品を販売するためには、家庭用品品質表示法に基づいて、商品の品質を表示しなければなりません。そのため、輸入した商品に洗濯・品質表示タグの取り付けが必要です。このタグ取り付け作業も、輸入代行業者に依頼することができます。

失敗しない輸入代行業者の選び方

 

ネットで「輸入代行業者」で検索をすると、たくさんの業者がヒットします。しかし、その中には悪質な業者も含まれており、厚生労働省でも注意喚起をしています。

ここからは、目的に合う優良な輸入代行業者を選ぶ7つのポイントを紹介します。

迅速で丁寧な対応かどうか

不明点や質問がある場合に問い合わせた際に、なかなか返信がなかったり、問い合わせ内容に対して的確な回答がなかったりする業者は避けたほうが良いでしょう。

迅速に対応できない業者だと、依頼時にトラブルが起きても十分な対処ができない可能性が高いです。チャットツールが導入されていると迅速な対応が期待できますし、電話での問い合わせ窓口があると安心です。

来店できる実店舗があるかどうか

来店できる実店舗がある輸入代行業者は少ないので、実店舗がないからといって大きなマイナスポイントにはなりません。

しかし、実際に来店することはなくても実店舗があることで、安心材料の1つになります。

トラブル時に対応してくれるかどうか

 

どんな商品でも、不良品は一定数発生してしまうものです。輸入となれば輸送工程も増えるため、輸送時の破損や紛失も発生しやすくなります。そんな万が一のトラブルの際、輸入代行業者が対応してくれれば安心して取引ができます。

前もって対応可能なトラブルの責任範囲を確認しておくと良いでしょう。返品や返金の対応などにも対応してくれる輸入代行業者のほうが安心して依頼できます。

発生費用(手数料)は適正か

輸入代行業者に依頼した際の手数料が、適切な金額かどうか確認しましょう。

ただし、安さだけで業者を選ぶことはおすすめできません。手数料の安さだけにとらわれてしまうと、送料やオプションが平均より高かったりサービスの質が低かったりといった可能性もあるからです。一般的に輸入代行業者の手数料は5〜10%程度ですので、参考にしてください。

そして、日本円への換算レートが確認できる輸入代行業者だと安心です。相場の確認とあわせて、信頼できる業者かの確認のためにも相見積もりをするようにしましょう。

検品はしてくれるのか

健全な事業を続けるためには、良質な商品を提供し顧客との信頼関係を築くことが大切です。そのためにも、検品は重要な作業の1つといえます。たとえ小さなキズや汚れであっても、信頼を失墜するには十分な材料となってしまうのです。

万が一不良品がある場合、日本に届いた後に返品するよりも現地で検品をして返品したほうが費用も時間もスリム化することができます。

そのため、商品や梱包の不備は現地で輸入代行業者によって確認してもらうと良いでしょう。その際は、検品による返品・交換対応や手数料の金額、日本の基準で検品が行われているかどうかも確認をしておくようにします。

対応が日本語かどうか

 

取引をスムーズに進めるため、輸入代行業者には多くの外国人スタッフがいます。しかし、日本語の理解が不十分な場合も考えられるため注意が必要です。

現地の言語が堪能であると同時に、日本語にも精通し依頼者の問い合わせや要望を的確に理解してもらえるかを確認する必要があります。

実績があるか

輸入実績が豊富な輸入代行業者であれば、輸入に関する注意点や輸入にまつわる法律などの知識を共有してもらえます。トラブルも経験済みである場合が多く、対処法も確立されており万が一のトラブルにも冷静に対処することが可能です。

ECサイトの紹介やトレンドの輸入商品を紹介してくれる業者もありますので、業務の幅を広げたい方の強い味方となってくれそうです。

輸入代行業者に依頼する際の流れ

 

ここからは、実際に輸入代行業者に依頼する場合の流れを解説していきます。

  1. 複数の輸入業者に相見積もりを申し入れます。その際、輸入したい商品の詳細(色・数など)や希望の納期などを伝えます。
  2. 委託する輸入代行業者が決まったら、発注をします。
  3. 輸入代行業者の提示された金額を、指定の口座に振り込みます。
  4. 入金確認が出来次第、輸入代行業者は購入手続きに入ります。
  5. 注文品が届け先へ配送されます。

手順はとてもシンプルです。本来輸入には専門的な知識と煩雑な事務手続きが発生しますが、輸入代行業者がそれらをすべて引き受けてくれるためです。

おすすめの輸入代行業者5選!

 

輸入代行業者の選び方について解説しましたが、ここからは優良な輸入代行業者を5社紹介します。

業者選びに迷ったら、まずは輸入する国に強い業者を選ぶようにします。現地情報に精通しているため、思わぬビジネスチャンスを手に入れることもあるかもしれません。

各業者の得意地域や分野を見極め、業者選びの参考にしてください。

凸版物流株式会社

引用:凸版物流株式会社公式サイト

  • トッパングループの物流部門のため、安定したサービスを提供
  • 幅広い輸送網を持つため、あらゆる国からの輸入に対応

対応可能貨物

自動車・建機・化粧品・アパレル・健康食品 等

利用料金(手数料など)

要問合せ

日本語対応

対応可

大企業ならではの安心感があり、口コミ評価も高いです。さまざまなサービスが利用可能で、提案力・専門性も高く、幅広い商品を取り扱う方なら一社ですべてが完了するので利用しやすいです。

エコプラント有限会社

引用:エコプラント有限会社公式サイト

  • ベトナムに拠点を置き、ベトナムに特化した日系貿易商社
  • 小ロットからコンテナ単位まで現地調達ができる

対応可能貨物

機械・化粧品・健康食品・アパレル 等

利用料金(手数料など)

要問合せ

日本語対応

対応可

著しく経済成長を続けるベトナムは、注目のビジネス市場です。ベトナムの工場視察から商品調達、配送まで一貫して依頼することができます。ベトナムでのビジネス進出のサポートもしてくれます。

トレーディネート株式会社

引用元:トレーディネート株式会社公式サイト

  • 主に台湾の輸出入を得意とする
  • 植物・生物の輸出入実績多数
  • 物流・販路をワンストップで提供

対応可能貨物

自動車・建機・機械・アパレル・化粧品 等

利用料金(手数料など)

要問合せ

日本語対応

対応可

検疫や法律など、煩雑な手続きの多い植物や生物の輸出入の実績が多く、安心して依頼することができます。また、台湾・タイとの輸出入を得意としており、きめ細やかなトータルコーディネートが可能です。

エフシースタンダードロジックス株式会社

引用元:エフシースタンダードロジックス株式会社公式サイト

  • IT技術を駆使し、配送情報やコストの可視化を実現
  • 日本国内や中国国内に多数の事務所があるため、現地との連携がスムーズ

対応可能貨物

通信販売・アパレル 等

利用料金(手数料など)

要問合せ

日本語対応

対応可

DXの実現により、利用料金をスピーディーに試算することが可能です。また、貨物の所在を明確化することで、リアルタイムで商品の状況を確認することができ、迅速かつ正確なサービスが受けられます。

株式会社ミラマートレーディング

引用元:株式会社ミラマートレーディング公式サイト

  • 中国をはじめとするアジア各国での物流に特化し、新興国も対応可能
  • 「日本一丁寧な国際物流会社」として、輸入初心者を一からサポート

対応可能貨物

自動車・建機・機械・医療機器・アパレル・化粧品 等

利用料金(手数料など)

要問合せ

日本語対応

対応可

初心者にもわかりやすく丁寧に対応してもらえる国際物流業者です。ミャンマーなどの新興国にも対応しているため、日本では希少な商品の輸入も可能です。少量の荷物からコンテナ単位、重量物に至るまで対応可能で、最適な物流を提案してくれます。

まとめ

 

この記事では、輸入代行業者の業務内容や選び方などを詳しく解説しました。

現地の言語での交渉ができ、仕入れや関税に関する知識があれば個人で商品を輸入することも可能です。しかし、煩雑な手続きや業務でミスやトラブルが起こった際には、専門的な知識や実績のあるプロの対応が必要です。

現地に出向くことなくあらゆる情報を収集することができ、経験に基づく提案を受けることもできます。

業務にマッチした輸入代行業者を選び、ビジネスパートナーとして良い関係を築くことで、事業も大きく飛躍することができるのではないでしょうか。

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